コピーライターが住まいや地域をレポート

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贈るあの人もきっと喜んでくれる
手土産買って長浜ぶらり!

2017年8月24日

暮らし上手の人は、 ちょっとした手土産選びが上手だ。
数十年生きてきて、
なんとなく導きだしてきた方程式。

そんな背景もあって、暮らしの向上を目指す最近は、
手土産選びにも格段とこだわっている。

もちろん、旬で、話題の、あの品……
というのも喜ばれる贈り物だけど、
定番でいいモノにこだわりたい!
という私に「だったらココ抑えとかなくちゃね」と、
最近ブログを愛読してくれる先輩が
教えてくれたのが「熊久」さんだ。

菓匠 熊久

大手門のビルの一角にあるお店は
気を抜いて歩いていると通り過ぎてしまいそうだが
暖簾の先へ踏み入れると重厚感あふれる店構えが広がっている。
それもそのはず、長崎県平戸市で江戸時代から
250余年続く格式あふれる老舗の和菓子店らしい。

菓匠 熊久

平戸では「熊屋」の屋号で平戸・松浦藩御用達菓子として親しまれてきたが、
8年前に福岡城のお膝元大手門に長崎以外での初出店を果たしたそうだ。

菓匠 熊久

店内に入ってすぐに気になったのが涼しげな水の音。
よく見ると小さな流し台が備えてあって、
出来たての「麩饅頭(ふまんじゅう)」が冷やされている。
「カステラ」や「牛蒡餅(ごぼうもち)」、といった長崎らしい定番の和菓子も気になるが
この水の音に惹かれるのか「麩饅頭」は、福岡での人気品らしい。

菓匠 熊久

和菓子の中には、季節の「上生菓子(じょうなまがし)」も揃っている。
予約をしておけば、法事のお返し用など
オーダーメイドで世界にひとつだけの
特別な上生菓子詰め合わせも準備してくれるらしい。
まさに、粋な手土産になること間違いなし!
何かの機会があれば、ぜひお願いしたいなぁ~。

菓匠 熊久

常連の先輩のイチオシは、お洒落な壺に入った「滋和利(じわり)」というお菓子。
ラム酒に付けた干林檎やレーズン、胡桃などが練り上げられた和洋折衷のお菓子は、
熊久八代目の渾身の一品なのだとか。

菓匠 熊久

実は、甘いものが苦手の先輩だけど、
これはワインのおつまみにも抜群らしい。
早速、自分用お土産として仕入れておいた。

少し前のことだが、“暑中見舞い”というメッセージと共に届いた
花束の贈り物にはちょっとグッときた。
最近、お花をもらうような機会も少なくなってきただけに、
記念日でもなんでもない時の不意のお花のプレゼントは好感度大。

そんなわけで、手土産に花束は最近の常套手段になっている。
長浜ぶらり中に見つけた素敵なお花屋さん「Cai」(カイ)さんも
とっておきの手土産選びスポットだ。

Cai

昭和通りに面した大きなガラス扉の向こうには、
とっておきのカラフルなお花がギッシリ!

Cai

花屋さんはとにかくたくさんあるこの周辺だけど
お店によって雰囲気や花の種類もあれこれ。
Caiさんは、他ではなかなか見かけないような花が揃っているし、
何より花束をオーダーしたときの出来上がりの色使いが新鮮!

贈った相手に想像以上の反応がもらえるのが嬉しいところだ。
ちなみに、今回初めて知ったのだが「Cai」の店名の由来は店主の甲斐さんが所以。
北九州出身のご主人は、ご実家も花屋さんだったのだとか。

Cai

「花屋さん以外になろうと思ったことはない!」
と、言い切るほどに花一筋なので、とにかく花に詳しい。
ちょっとわがままなオーダーでも、
満足できる答えがみつけてくれるお花屋さんなのだ。

Cai

もう一軒、手土産の名店として紹介しておきたいのが「博多ひいらぎ」。
地下鉄の赤坂駅から天神方面に歩いた時に、
突然の行列をみつけたら、そこが「博多ひいらぎ」だ。

博多ひいらぎ

オープンから4年のお店だが、
“わざわざ並んでも買いたい”と評判だ。

東京・恵比寿の名店「たいやき ひいらぎ」で
修行したご主人がオープンしたお店。

博多ひいらぎ

東京のひいらぎで噂になっている、
表面はパリッとしていながら中はモチっとした食感の皮に
程良い甘さの自家製餡を味わえる、行列を呼ぶにふさわしい名店だ。
店主曰く、通常なら15分程度の焼き上げを
あえて30分かけてじっくり焼き上げることで
この食感が実現できるのだとか。

博多ひいらぎ

この癖になる味は、たとえ一個からでもわざわざ並んで買いたいし、
和菓子好きがいるお届け先なら、ちょっと遠回りしてでも、
ちょっと並んでも、買いたい味だ。

メインのたいやきの他に品揃えはわずか数種。
その割り切り方も潔い!

博多ひいらぎ

ちなみに、生地に白玉粉を混ぜてつくる「もちっとたいやき」は、
温めても、冷蔵庫で冷やしても美味しいと評判だ。
究極の和菓子好きの中には、ひいらぎ自慢の「自家製ゆであずき」を
買いにくる人も多いらしい。

博多ひいらぎ

この行列具合を知っている人も多いので、
ひいらぎのたいきやきを手土産で渡したときには、
「わざわざありがとう!」そんな反応がかえってくるのも面白いところだ。

そんな手土産を揃えられるお店の充実もこの周辺の魅力のひとつだ。

【check point 17】菓匠 熊久

菓匠 熊久

■ 菓匠 熊久

住所:福岡市中央区赤坂1丁目15番21号宝ビル1階
営業時間:平日/10:00~19:00、日・祝/10:00~18:00

平戸名物の牛蒡餅をはじめとした和菓子の他、カステラなどの焼き菓子も充実。店内では、煎茶や抹茶と和菓子のセットも楽しめる。

【check point 18】Cai

Cai

■ Cai

住所:福岡市中央区舞鶴3-2-4
営業時間:月~金/10:00~20:00、土/10:00~17:00

オープン8年目を迎えるフラワーショップ。お祝いやギフトのオーダー多数。観賞用のハーバリウムなどの扱いも。

【check point 19】博多ひいらぎ

Cai

■ 博多ひいらぎ

住所:福岡市中央区大名2-4-38 チサンマンション天神Ⅲ 101
営業時間:10:00~19:00(完売次第終了)

東京・恵比寿の「たいやき ひいらぎ」から暖簾分けをした名店。頭から尻尾までぎっしり入った餡が絶品。

この物件を
レポートするのは

Yasuko Uemura

コピーライター・ディレクター

植村 康子

福岡に暮らして数十年。デザイン関係の会社で働く。食べることが何よりの趣味で、ワインと日本酒が大好物。 行きつけのビストロで仕事帰りの一杯が何よりの至福。飲んでも歩いて帰れる都心暮らしに愛着はあるが、 最近は、ちょっと落ち着いた暮らしにも憧れが出てきたところ。

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